ステッドラー デザインジャーニー146油性色鉛筆

油性色鉛筆

こんにちは~

画材LOVEなあさえかおりです。

今回も油性色鉛筆のご紹介。

ステッドラー デザインジャーニー146油性色鉛筆72色セットの自作カラーチャートです。

ステッドラーの色鉛筆では水彩色鉛筆の「カラト」がロングセラーの人気商品ですが、こちらのデザインジャーニー146は最近発売された油性色鉛筆です。

前回ご紹介の「ダーウェント クロマフロウ」は軟筆の油性色鉛筆でしたが、デザインジャーニー146は硬筆色鉛筆になります。

硬筆色鉛筆はどちらかといえば面塗りよりも線画やハッチング向きではあります。

でも実は着彩に使用する場合、色濃く乗せるのに根気が必要ではありますが、あまり塗りの技術がなくても紙の目を潰してムラなく塗るのは得意だったりします。

そんなこともあり、個人的には硬筆色鉛筆もすきな画材です。

まぁ、大きい絵をこれだけで描くのはちょっと大変だとは思いますが。

セットの色バランスはよく、明るく清明な色が多い印象です。

同社の「カラト」60色と共通の色が揃っていますので(色番号が同じ)、併用しても面白い画面が作れそうです。

シャープな線が引けて紙への色の定着も良いので、透明水彩やカラーインク着彩の主線や細部の書き起こしにもオススメです。

あまり質が良くない芯の硬い色鉛筆では発色が物凄く悪かったりしますが、こちらはそれとは違って顔料が十分に含まれているのできちんと発色します。

硬筆色鉛筆の中ではセットの色数が多く、お値段も比較的お手頃です。

広い面を色濃く塗る用途メインであれば中硬筆~軟筆色鉛筆のほうが適していると思いますが、硬筆の描き味もなかなか個性的で楽しいですので、もし用途に合いそうであればぜひお試しを~